太白、パート2
二回目のパルクップ・ピョジョチギの後、腰の高さを変えずにティックビのソンナルマキ。
踏み込みながら太極4ジャンにも出てくるピョンソクセウォジルギ。

ここで太白の独特な動作でもある後を向きながら貫手の引き動作(掴まれた手の外し技)を行ないます。
視線にも注意。
相手から目を離してはなりません。
この反転動作は後ろ足を横へ若干ずらす事で後方へアックビになります。

そこから一気に反転(回転)しながらティックビのドゥンジュモクパカチギ(裏拳外打ち)。

引き動作から裏拳外打ちまではスムーズに繋げて連続で行ないましょう。
回転した時、重心が揺れずに正確なティックビを行なえるように練習です。

そのまま一気に畳み込むようにアックビのモントン(バロ)チルギで気合です。

反転、アックビ、カウィマキからアプチャギ、アックビのトゥーボンチルギ。
反対方向へも〃。

アプチャギは手の位置にも注意を払いましょう。

太白はリズムもとても大切になります。
緩急があり素早いリズムで行なえると良いプンセになります。
確実にマスターしておきたいプムセですね。

太白は高麗についで人気のあるプンセに私は思います。


| 有段者プムセ | 17:00 | comments (x) | trackback (0) |
スピードとパワーのプムセ
太白(テベック)の演武線は工。
力強く、スピードのある高麗と金剛の両方の要素が含まれたバランスのとれたプムセだと私は思います。

私が出場した一昨年から今年の全日本プムセ大会、有段者クラスはこの太白までで試合が行なわれました。
バランスの取れたプムセなので私も全日本の試合では太白を好んで行なっていました。

プムセの試合を考えている人は少なくともここまでのプムセはしっかりと習得しておいた方が良いでしょう。
来年はどうなるのでしょう。

できれば十進まで、四十代以降のマスタークラスは天権まで習得した方が良いですね。

最初のポンソギからアックビ、反転してポンソギのソンナルのヘチョマキ。

広いスタンスのアックビから反転して狭いスタンスのポンソギを正確に行なうのはとても難しいです。
余計な力が入らないよう注意してバランス崩さず正確に行なえるまで繰り返し練習しましょう。

アプチャギ(前蹴り)からアックビのトゥーボンチルギ(二本突き)は太極3ジャンと同じ動作です。
インパクトが生じる(胴着の音が聞えるような)攻撃動作を行ないましょう。

アックビのチルギからパリング動作は特徴的ではないでしょうか。
古い映像でその動作を非常に遅くやっているものを見た事がありますが、素早く行ないます。

ティックビのクンガンマキからタンギョトクチルギ。

太極8ジャンはタンギョトクチルギをゆっくり行ないますが太白では素早く行ないます。
太極8ジャンのゆっくり行なうタンギョトクチルギが正確にできれば太白のタンギョトクチルギも正確に行なえると思います。

そこからのヨプチルギは中段なので鳩尾の高さになります。

チャグンドリョチョギからヨプチャギ。

チャグンドリョチョギだけで1つの品(プン)です。

ヨプチャギは蹴り足側の手でメジュモクパカチギを同時に行ないます。

そのままターゲットへ肘打ち(パルクップピョジョチギ)を行う為です。

ターゲットへの標的攻撃動作がない場合はヨプチャギの時に同時にメジュモクパカチギは行ないません。
この動作が標的を背後から手を添える為にある動作です。
つまり標的を手で固定して攻撃と言う訳です。

以前、何かの映像で太極4ジャンでその動作を行なっているのを目にした事がありました。
これは手の動作を理解していない事になります。

ピョンウォン(平原)で両方のヨプチャギが出てきますが、それはピョンウォンの説明の時に書きます。

ヨプチャギからアックビに移行するのでしっかり軸足の変化も行なえるよう注意です。
アックビの後ろ足は30度ですね。
太極5ジャンが上手く行なえればこの動作は問題ないかと思います。
肘打ちの時、肘の先端は身体の正中線、高さは中段なので鳩尾なのは太極5ジャンと同じです。

次回へ続きます。

| 有段者プムセ | 17:00 | comments (x) | trackback (0) |
演武線は山
金剛(クンガン)は、27動作、27品と動作数は少ないので流れを覚える事自体は、それほど難しくはないでしょう。
クンドリョチョギ(回転しての突き)やサントゥルマキ(山受け)、クンガンマキなどは力強く有段者品勢らしい動作に私は思います。

動作数が少なくゆっくりな品勢であり、バランスの難しさも相まってこの品勢で試合の高得点を取るのは至難の業だと思います。

地味ながら実は極めて難易度の高いプムセです。

私のライバル的存在で金剛が一番得意だと言うプンセの選手がいるのですが、とてつもなく沢山の練習を積み重ねた結果だそうです。
飛行機の中で仮眠をとって目覚めた時、伸びをしようと腕を伸ばしたら無意識にサントゥルマキをやりかけたと言っていました。

寝ても覚めてもテコンドー。

これは見習うべき所でしょう。

金剛で特に難しいのは先ずバランスだと私は感じます。
クンガンマキを行うときのハクタリソギ(鶴足立ち/crane stance)はバランスを崩しやすいです。
ポイントは重心の高さが一定と言うこと。それと私の場合は腕に無駄な力が入らないように注意を払います。
ティックビもアックビもハクタリソギも腰の高さは同じになります。

正面方向で下がりながらのティックビは足先の角度は勿論、直角ですが、
前足を下げながら、後ろ足は最後まで残し、その後ろ足がティックビの前足になる瞬間、回すようにします。
その時、“同時に”ソンナルマキになります。

この下がりながら受ける動作はテグ6ジャンにもありますね。
最後のソンナルマキ2回、パタンソンモントンマキチルギを2回の箇所です。
ポイントはどちらも同じです。つまりテグ6ジャンが上手にできれば金剛のその箇所も上手にできます。

| 有段者プムセ | 06:59 | comments (x) | trackback (0) |
人気のあるプンセ
高麗(コリョ)の演武線は士の形になります。

ヨプチャギが印象深いプンセではないでしょうか。
30品の動作数48と最も多く太極プンセには出てこなかったような応用的な動作も多いです。

カルジェビ(又手、喉輪)やムルコッキ(膝を攻撃する動作)やピョンソンジョッチョジルギ(金的、今は丹田となっていますが、貫手の攻撃動作)なども最初は覚えるに一苦労します。
ピョンソンジョッチョジルギはヨプチャギから繋がりますが、蹴った後のバランスも大切です。

蹴り足を引いて、着地する前にピョンソンジョッチョジルギの準備状態にならなければなりません。

そこからアプソギでパタンソンのヌロマキ(掌底の押さえ受け)、チュチュムソギのパルクップヨプチギ(肘の横打ち)動作です。

アプソギのヌロマキ、無意識に膝が曲がっている場合があるので注意しましょう。

最初の難関はコドゥヨプチャギ(連続の横蹴り)でしょう。
下段と上段へ連続して蹴る為、強い足腰が必要です。
勿論、バランスを崩してはならないので、これができるか否かでかなり印象も変わると思います。

逆にこの蹴りがあるのでコリョは人気があるプンセだと思います。

ティックビのモントンマキから反転してティックビのソンナルマキ、その反転の時、踵で回らずアプチュウ(中足)で回るように注意です。
かなり練習しないとここの箇所も随分難しいんじゃないでしょうか。

最初のアックビ、ソンナルアレマキ、カルジェビの連結、最初に覚えたテグ1ジャンの動作と同じ感覚かと思います。5ジャンなんかも同じ感覚の動作ありますよね。
私の場合、骨盤に特に意識がいきますが皆さんはどうなんでしょう。

試合で規定プンセを自分で選択できる場合、コリョを選ぶ人は大変多いんじゃないでしょうか。
とても人気のあるプムセだと思います。

| 有段者プムセ | 17:00 | comments (x) | trackback (0) |

  
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