途方に暮れる
翌年、2007年の全日本プムセ選手権は同時に世界大会の代表選考会も行われました。
代表選考会の方は世界選手権と同じく前日にプムセが指定される形です。

全日本プムセ大会、コートに入るまで椅子で待機する形でした。
前年は自由にウォーミングアップできたのでキョルギの時のように気持ちを高める事ができたのですがそれができません。

それまでにない緊張が自分を襲いました。

結果はライバルでもある埼玉の神谷選手が優勝、私は準優勝。

この時の経験からプムセの試合に対するメンタル面の強化について考えるようになりました。

その後、選考会が行われましたが沢山の人が見る中、静まったコートで一人ずつ順に演武をしていきます。
しかし先の試合のおかげで不必要な緊張はなく集中できました。

十進で次の動作を忘れた瞬間がありました。
ヘチョサントゥルマキの箇所なんですが、体が勝手に動きすぐさま続けました。

一秒ぐらい止まったように錯覚したのですが実際には普通に続けていました。
しかし、ある動作で足を引っ掛けバランスを崩しました。
普段の練習では一度も経験のないものです。

選考会でも神谷選手に負け代表の座を逃しました。

この試合に向け、ひたすら練習をしていたのを覚えています。
上手くなりたいのですがどうすれば良いのかわからないのでDVDの動きを真似る事を中心に腕に力が入らなくなるまでひたすらプムセを繰り返してしました。

試合で負けてやりきれないような悔しさや憤りを感じながら途方に暮れました。
限界を感じ一ヶ月ほどは無気力で燃え尽きた感覚になっていたのを覚えています。

けどもここで諦めても仕方がないのです。

神谷さんと俺!
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試合に出る
2006年、プムセの全国大会があると聞き自分を試したくなりました。
この当時、太白までは殆ど独学で流れを覚えてます。

ただ、その当時のプムセは今ほど洗練されておらず古いスタイルでした。

当時は何もプムセの試合のルールなんてわからないのでコートに入った時も(よくわかんねーがやってやろうじゃねぇか!!)とそんな乗りでした。

私は長崎出身でしたが、6~7年ぶりでしょうか、再会した長崎の森師範と決勝を争いました。
互いに気合の声が凄まじかったのを覚えています。
気合の声は全身に電気が走るような感覚でした。

その時は森師範が優勝、私は準優勝でした。

世界選手権もその年が第一回。
メダルを取った時点で世界選手権に出るのも大きな目標として掲げるようになっていました。

その為には指定プンセとして十進まで覚える必要があるので独学で覚えて練習を重ねました。
これからプムセは道場単位の内容で考えるのではなく試合を基準に取り組む必要があると考えるようになりました。

段位に関係なくいくつも覚える必要があります。
試合に勝つには覚えて練習あるのみだったのです。

覚える手段はDVDやインターネットの動画です。

これからのプムセは試合だ、それが私の考えでした。
しかし指導では非常に悩むことが多かったです。
一年中、悩んでいました。
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ごまかしの利かないプムセ
指導中、ソギ練習をしていてやっぱり体幹は重要だなと思いました。

体幹が強いと移動時の上半身のブレを抑えられるんじゃないかと。

金剛の最初の進む動作なども上手い人は体軸が左右にぶれないですよね。

金剛はごまかしの利かないプムセと私はよく言います。
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筋力トレーニングの基本
スキージャンプの選手でシモンアマンという選手がいます。

スキーの事は詳しく知りませんがある番組でこの選手が取り上げられていました。
彼がなぜ優れた選手なのか彼の身体能力について科学的なデータを取っていたのですが重心の安定性が常人を遥かにしのいでいました。

通常、人間は立って静止した状態でも常にかなり重心が動いているそうです。
アマン選手はそれが殆どない訳です。

姿勢の安定がスキーのジャンプの飛距離に大きく関与していると言うものでした。

何故そこまで安定した重心、優れたバランス感覚を持っているのか、彼のトレーニングが公開されていました。
サーカスのように大きな玉の上に立ったりしています。

バランスボールの上に立つ事、そこでスクワットをする事はそれに通ずるものがあると思いました。
最初はできないのですが慣れればできるようになります。

プムセのバランス感覚に大きな効果を発揮するのではないでしょうか。
ヒントはアメリカのプムセチームのトレーニング写真でした。
上半身、下半身どちらもトレーニングは必要と思いました。

どこでも出来るのが腕立て伏せです。


ちょっと工夫すれば色々なやり方ができます。
物凄くハードにもできるでしょう。

例えば両手を胸の前に重ねるようにして沈み込むまで上げ下ろしをします。
通常より上腕三頭筋に大きな負荷がかかります。
これを小さなバランスボールでやれば更に効果的ではないでしょうか。

左右に台を置き、台の上と真ん中の床へ手を交互に跳ね上がるように腕立て伏せをやります。
跳ねる為の爆発力が必要なので、とても良いのではないでしょうか。

更に足も同時に跳ね上がるようにすれば手足を連携した瞬間的な力を出す訓練にもなると思います。

他にも色々ありますがこれだけでも簡単に三通りの腕立て伏せになりますよね。
私はトレーニングジムには通っていませんが工夫次第で色々とできるものです。

試合の時期はやりません。
けど昨日は普通の腕立て伏せを久しぶりにやりました。
40回1セットだけです。

筋力トレーニングの類はプムセ練習の後に行うのが良いと思います。
疲労で正確な動き、求める切れができなくなるからです。

腕立て伏せは肘をしっかりと曲げないと効果があまり期待できません。
筋肉の収縮が大きいほど刺激を与えられるからです。

腕立て伏せは筋力トレーニングの基本ではないかと思います。

大学の部員ともトレーニングやサプリメントの話はよくしますね。

| テコンドー | 06:00 | comments (x) | trackback (x) |
必要な事
考えてみたら全日本プムセ大会まであと僅かなんですね。

練習はやっているかと言えば勿論やっています。

昨年の世界選手権の時、監督からアスリートでなければならないと言われました。
また、コーチから本来プムセの選手もウェイトトレーニングは必要だと言われました。

つまり練習だけでは足りない訳です。

試合の時期になると私もランニングをします。
それは昔からの習慣です。
週に1~2回程度なんですがとても大切な事だなと感じます。

今の所、今月に走ったのは四回程度です。
セミナーや昇段審査などで東京にいた一週間は走っていません。

ただ今月は1.5kgのアンクルウェイトを足につけたり腕にも一度つけてみましたが、そうやって外を走るので運動強度は高い方でしょう。
昨年までつけて走った事はありませんでした。
今月の最初、つけないで走った時は代わりに一時間走りました。

坂も多いので平坦なグランドとは運動強度も変わります。
ランニングをしない場合は縄跳びでカバーするようにしています。

昨年から膝の故障にかなり悩んでいましたが最近はかなり回復してきました。

試合から離れている時期は筋力トレーニングも補強程度に取り組みます。

腕立て伏せの種類だけでも五種類ぐらいは思いつきます。
その中から二種類ぐらいを選んで行います。

今年の全日本プムセ選手権も優勝を狙います。
三連覇が懸かっていますが、それだけではいけません。

試合毎に自分のレベルが上がっているかが特に大切ですよね。

毎年感じるのが昨年の自分のプムセは今に比べると駄目だったと言う事です。
その時、たまたま一位になっただけです。

その変化を自分自身で感じられるまで練習に取り組むのが必要ではないかと私は考えています。

自分のプムセに進歩を感じられないのであれば、あまり試合に意味がないと思います。

長崎の大会の時も最後に言いましたが流れを覚えたらそれで終わりではありません。
そこからどれだけ完成度を高められるかが大切です。

試合結果は当然ですが全国大会でメダルを取るような人間の動きはどんなものなのか。
型の知らない素人が見ても説得力のある動きをできているか。

自分に問うようにしています。

プムセの選手もアスリートです。
何となく型が上手なだけではアスリートではありません。

自分はアスリートであるのか、常に問うようにしています。

走ったり縄跳びをしたり筋力トレーニングをしますが誰にも強要はしません。

プムセの上達に繋がるのでしょうか。

繋がるでしょう。
理屈は必要ありません。

やらない人もいるでしょうが私は絶対に勝ちたいのでやっています。
| プムセ | 06:00 | comments (x) | trackback (x) |
長崎テコンドーハンマダン2010
大会では審判をやりました。

総括でも述べましたが一部を除いて選手全体的にパワー不足を感じました。

何故、動作に切れが必要なのでしょう。

相手を想定して動いています。

その対象へ防御なり攻撃なりしている訳です。
その調度ポイント箇所で止めています。

止める瞬間、全ての力がそこへ流れます。
その要所~要所で止めた瞬間、そこに100パーセントの力が伝わるので動作に切れが出る筈ですよね。

止めなかったら単に手を振り回しているだけですし。

動作の大きさも大切です。
ただしオーバーアクションとは違います。

考えるとわかると思うのですが動作が大きい方が速度と力も増しますよね。
その為の動作の大きさだと私は考えています。
つまり動作が大きくても速度と力が伴わなければそれは無駄な動きになってしまいます。

輝蹴会からは一名選手が参加しました。

磯部香依さん、優勝おめでとうございます(個人・有段ジュニア部門)。
優秀選手賞も頂きました。

プムセは自分自身に厳しくできなければ上達は不可能と考えて良いでしょう。
私がプムセの選手でもあるので彼女へは若干厳しいです。

試合前、優勝して当たり前だから試合内容に拘るよう忠告しました。
地元に戻ってからも色々と話しました。

私の場合、どんな試合でも完璧なプムセができるよう最大限の注意を払います。

プムセは苦手があってはなりません。
得意な技などで補う事ができないからです。
全てを克服する競技でもあります。

今、日本でスポーツプムセの選手としてやっている人はキョルギに比べるとかなり少ないと思います。
その為、試合に対するノウハウもあまりないでしょうし私の場合は試合経験そのものや、その時に頂いたアドバイス、そしてスポーツ科学を齧ってそこから考え出してきました。

時々バランスボールも自分の補強トレーニングに使いますが、競技プムセに有効と考えたからです。

ルールがある以上、競技であり競技に徹すればそこには理論も生まれます。

しかし理論に翻弄されてはなりません。
先ずは実行が大切でしょう。

今回、セミナーに参加された皆さん、ありがとうございました。
出場された選手の皆さん、お疲れ様でした。

10年振りに戻った長崎は気持ちも立場も含め嘗てとは対照的でした。
テコンドーを諦めずに頑張ってきて良かったなと思った二日間でした。

私を呼んでくれた主催者の皆さんありがとうございました。

| テコンドー | 07:58 | comments (x) | trackback (x) |
プムセ・セミナー
長崎テコンドーハンマダン2010に行ってきました。

約10年前、色々あり愛知県に戻ってきました。
長崎から唯一持ち帰ったのはテコンドーをやっていた事だと思います。

テコンドーの大会とセミナーの為に長崎に戻るとは自分でも驚きです。

地元に戻った当時と大会とセミナーの為に長崎に来た自分の状況は非常に対照的。

人は変わるんだなと実感する次第です。

10年ぶりに、再び原点の地に戻るのは私にとってはとても大きな意義のあるものでした。


土曜日はプムセセミナーを行いました。

基本動作、太極プムセ~十進までの内容やその他。

練習を数百回やった中から、または数年間やってきた中から見出した内容も含まれています。
そんな意味では練習数百回分の価値があったかもしれないですね。

セミナーに来ていた皆さんにとっては今できなくても今後のヒントに繋がります。
| テコンドー | 11:23 | comments (x) | trackback (x) |
第二の故郷
大学に行くと自分の時間が沢山作れる、当時はそれを理由に大学へ進学しました。

多分、テコンドーの道場もあるんじゃないか、それだけでした。

そして高校の時からやりたかったテコンドーをやっと習う事ができました。

思い立った時から習うまでに三年懸かりましたが、おかげで今があります。

毎日、寝る前に家の神棚の前で欠かさずテコンドーが習えますようにと祈っていたのを覚えています。

その長崎に約10年振りでしょうか、今日の夜出発します。

明日のセミナー、明後日の大会。

とても楽しみです。

長崎は第二の故郷とも言えますね。

プムセを頑張ってきた成果の一つでもあります。

| テコンドー | 07:54 | comments (x) | trackback (x) |
復帰
嘗てバイトで塾の講師をしていた時期がありました。

当時、何人か個性的な熱血講師がいましたが彼らは塾を辞めてそれぞれの道に進んでいきました。

昨年、その中の一人に久しぶりに偶然会いました。

塾を始めたと聞いたのですが塾の名称も彼らしい名前でした。

また数学の講師として復帰しないかと最近、連絡がありました。

そのメール内容もかなり熱いなと。

辞めた理由もテコンドーだったので残念ながら復帰はできないのですが、そうやって声を掛けてくれるのはありがたいものです。

復帰できない旨を伝えたのですが返信メールの内容もまた熱いなと。

彼らしい熱血ぶりでした。

三月は私も試合があり、また三月半ばまでは高校受験のシーズンです。

人の縁とは不思議ですね。

塾関係でもいくつか縁があります。

少し落ち着いたら久しぶりに会うでしょう。

とても楽しみです。


テコンドーは集中力が大切ですよね。

テコンドーが上手な人は集中力があると思います。

その集中力は勉強にも使えますね。

| その他 | 06:00 | comments (x) | trackback (x) |
人の体の不思議
右肘と右膝を痛めています。

東京から戻ってからかなり悪化しているのがわかりました。
右肘の方は東京の講習会の時から痛みで力があまり入らない時もあったのですが、右膝は東京から帰ってから、かなり酷い痛みがあるのがわかりました。

膝を伸ばしきれない程でとても蹴れない状態だったのですがちょっと練習を控えたら殆ど回復してきています。
たった一日で伸ばしてもほぼ痛みはなくなっています。

まだ蹴りは控えますが休むのもトレーニングの一環です。

以前、何故か突然、左足首が激痛で歩くのも支障が出るほどになった事がありました。
前日のプムセ練習しか原因は考えられませんでした。
しかしそれも特別な事はしていません。

二日間ぐらいはテーピングで確実な固定をしての練習をしていたのですが、その後、突然、痛みも消えました。

人の体は不思議ですね。

| テコンドー | 06:00 | comments (x) | trackback (x) |

  
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